CSM(BIOS互換)からUEFI環境への変更ならびにMBRからGPTへのパーティション形式変更
CSM(Compatibility Supported Module)はUEFIマザーボードで従来のBIOS互換環境を提供するものです
自身のPCは古いマザーボードから引き継いできたものであるため、現在のUEFIマザーボードでもBIOS互換であるCSM有効環境で運用していました
UEFI環境でPCを起動するためには起動ディスクがGPTパーティション形式である必要があり、従来のMBRパーティション形式では起動することができません
これまでは新規にインストールするかパーティション管理ソフトを購入するしか手はなかったのですが、最近のWindows10(バージョン1703以降)ではMBR2GPT.EXEというツールが同梱されており、MBRからGPTへ変換することができるようになったとのこと
参考記事:データ消失を伴わなずに Legacy から UEFI に データ用 SSD または Windows* がインストールされている SSD を変換する方法 - intel
参考記事を元に作業を進めましたが、同ツールには下記のように検証コマンドも用意されているため、実際に変換を行う前に試してみることをおすすめします
PS > mbr2gpt.exe /validate /allowfullOS
詳しくは上記MBR2GPT.EXEに貼ったドキュメントへのリンクを参照
「設定を UEFI モードに変更します」とは、私のPCではCSMをEnableからDisableに切り替えることを意味します
無事にパーティションの変換が終了、UEFI環境からの起動に成功し、移行作業が完了しました
正確にはパーティション変換で回復パーティションの移動に失敗してしまいましたが、USBで回復ドライブを作ってあるのでまぁ良しとしましょう
これでウィンドウズロゴの下でサークルクルクルの部分が省略されて、マザーボードメーカーロゴの下でクルクルになりました
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